早一年

サイボウズ・ラボ入社 ( 2007/02/01 )
http://d.hatena.ne.jp/n_shuyo/20070201/labs

本日付けで サイボウズ・ラボ に入社しました。
このblogでも中心にしてきたテーマである、webアプリケーションの連携にまつわる技術開発をやっていきたいと考えています。

早いものでもう1年。
この1年の自分の成果に 100% の満足をしているわけではないけれど、この入社時に書いた文にもある「webアプリケーションの連携にまつわる技術開発」の成果として、 flowr をとにもかくにも世に出せたことは、自分の中では一定の評価をしてもいいかなと思っている。
まあ flowr 自身もまだまだ第1歩を踏み出したばかりなので、これからも引き続き webアプリケーション連携技術をメインテーマにガツンガツンやっていきたい。


少し前に、同僚の西尾さんがこんな文章を書いていた。

僕のサイボウズラボでの仕事について - 西尾泰和のはてなダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/nishiohirokazu/20071224/1198483693

僕のサイボウズラボでの仕事は、3年で1個の「イノベーティブななにか」を作ること。そして、そのために3年で10個の「リリースできるサービス/利用できる技術」を作ること。そしてそのために3年で100個の「プロトタイプ」を作ること。そしてそのために3年で1000個の「新しいアイデア」を思いつくこと。
逆に言えば、3年で1000個思いつき、100個作り、10個リリースして、1個のイノベーションを起こすこと。

ここまで明確に文章化したことはないけど、基本的には自分もほぼ同様な価値観で行動しているつもり。
このはてなダイアリーの過去記事一覧labs ブログのそれが示すように、ジャンル&言語を問わず大小様々な話題に首を突っ込み、いろんな小ネタをちょこちょこ作ってみていることがその証左となっている、といいんだけど。


なので西尾さんの記事に激しく同意なわけだけれども、一つだけ付け加えるとすれば、同様の掛け率は「メンバー」に対しても掛かっている、と思っている。つまり、「サイボウズ・ラボの仕事」は、n人のうちm人が「イノベーティブななにか」を作ること。
もちろん全員が「イノベーティブななにか」を生み出せたらそんなにすごいことはないけれど、約束されたものではないのでこればっかりは正直わからない。
ので、そういうふうに考えておけば、自由に好きなことをやらせてもらえるということに対する責任感の中で、適度な緊張を保ちつつも気まま気楽にこれからも進んでいけるかなあ、と。


逆にこの1年で一番心残りなことと言えば…… Blocks Duo のプログラム対戦のコンテスト参加にたどり着けなかったことかなあ(苦笑)。思考ルーチンを JRuby で書けるようにしたところまではよかったんだけどね。