USB接続サブモニタ LCD-4300U 買ってみた

リリースが出たときから気になってた Century の USB接続サブモニタ LCD-4300U をついうっかり買ってみた。

サーバのログとかチャットや Twitter のログとかを画面に出しているとどうしても狭くなるので、小さいサブディスプレイがあればそっちに追い出せるし、LCD-4300U なら割と手軽な値段(\17352で購入@Amazon)だし、ということで。
購入前に気になっていたのは、解像度(4.3インチで 800x480 て小さすぎないか)とマシンパワー(USB接続のディスプレイドライバだと多少 CPU を食うので)、取り回し(置き方と運び方)、そして熱といったあたり。一つずつ見ていこう。


写真は VAIO TypeZ と並べて同じ画面を出したところ。見た目のサイズでだいたい6割くらいかな。これくらいなら個人的には十分許容範囲。ちなみに映っている iVoca のゲーム画面は 400x400 だ。
ただ、VAIO TypeZ の解像度は 1600x900 で、もともとかなりドットピッチは小さい。もう少し解像度の低いディスプレイと並べたら、もっともっと小さく感じられるだろう。
あーあと普段 Linux Zaurus(3.7型で 640x480) を使っているので、小さいのを見慣れているということもあるかも。


iVoca のタイトル画面では、左の炎がちらちら動いている程度なのだが、これだけで LCD-4300U のディスプレイドライバが CPU を 1〜2% ほど常時使っていた(TypeZ スタミナモードにて)。
試しにニコニコ動画にてサンレッドの第6話を流してみると、CPU 使用率は 6〜11% くらい。
もうちょっと少ない方がいいのは当たり前だが、まあこのくらいは甘受せざるを得ないか。
ちなみに画質は全く問題なし。解像度がさらに上がる分、むしろ本体のディスプレイよりくっきりするように感じられた。


ただ、ちょっとバックライトの輝度が高すぎるきらいがある。
TypeZ の輝度は普段下から3つめで使っているのだが、それで並べて写真を撮ると LCD-4300U の画面が白飛びするか、TypeZ の画面が黒くなるかしてしまって……。というわけで TypeZ の輝度を最大にしつつ露出を抑えて撮影したのが上の写真。
輝度の調整があれば良かったのになあ、というのがおそらく本製品での最大の不満点。


3段階に調節できるチルトスタンドがあり、これで縦置きも横置きも大丈夫……と思ったら、USB ケーブルが邪魔をして縦置き時にはチルトスタンドが使えなかった。なんとかならんかったんかー。
でも、画面は左右どちらにも 90度回転できるし、ディスプレイの横に並べるのではなく手前に寝かせ気味で置く分にはケーブルも邪魔にならず大丈夫。解像度が高いから、特にノートで使っているときはパームレストの横あたりに置くのがちょうどいい感じだった。
持ち運びではケースがないので液晶面がちょと心配。本体はすごくコンパクトでいいのだが、その分余計にケーブルがかさばって感じられる。ケーブルが本体に収納できたら(さらにスタンドの邪魔にならなかったら)言うことなしだったんだけど(苦笑)。


熱はほんのり暖かくなるくらいで全く問題なし。


まだ使い始めだが、今のところほぼ満足。
でもほんの少し冷静になって考えてみると…… LCD-4300U 2台で DELL Inspiron Mini 9 が買えちゃうんだよなあ。
いやもちろん Mini 9 の値段の方が間違っているんだけどね。うーむむ。


[追記] 嫁に見つかった時の第一声が「なにそれ!? まぶしっ」だったので、やっぱり輝度は相当高い。というわけで、これくらいのものなら全然 YAuth 無しで買うのですよ>某氏