*赤ん坊 でも 使えるiPhone。でも 赤ん坊はすごいよ?

Life is beautiful:直感的なUIとhande-eye-cordinationの話
http://satoshi.blogs.com/life/2007/07/uihande-eye-cor.html
赤ん坊でも使えるiPhoneギークにも使えないW-ZERO3
http://d.hatena.ne.jp/essa/20070723/p1

しかし、Life is beautifulさんのクリップされている動画は、最低3回は見るべきだと思う。

よく見ると、この子は「ダダ(父ちゃん)」の写真を探して、スクロール方向の切り替えを意識的にやっているようにも見える。つまり、「意味もわからず適当に触っていたら偶然父ちゃんがいた」という感じではなくて、このデバイスをどのように操作したら何が起こるかを1秒で理解してしまっていて、その理解の上で意図的に操作しているような気がする。

iPhone はまだ触るチャンスがない。ので、思いっきりはずしているのかもしれない。
が、実はすごいのは iPhone ではないかもしれないよ、という一部界隈の世論に逆らった話をしてみる。


件の動画の「1歳児」は明快に言葉を喋っていたし、顔つきから見ても1歳後半かなあ。


うちの娘は1歳半の時に Nintendo DS の「脳トレ」ですでに遊んでいた(といってもさすがに正解はほとんどなかったが)。一方「漢検DS」は全く駄目だった(次の画面にすら進めない)。無制限の親馬鹿っぷりは珍しく発揮されず、「おー、脳トレすげー。万人に受けるわけだ」と強烈に感心したことを覚えている。


が、2歳になる頃には携帯(もちろん非 iPhone の、日本製の、誰も「おもてなし」していない、「おまえらもいっぺん使ってみろや!>開発者」な携帯)でデータフォルダを開いて写真を次々表示し「おとうさん〜、おかあさん〜、○○ちゃん〜」と指さして笑っていた。
特に教えたわけではなく、目に付くボタン全てを勝手に押してみて、「このデバイスをどのように操作したら何が起こるか」試行錯誤の中で勝手に学んでいった。
放っておいたら待ち受け画面がいつも変な写真に変わっているので困った。


つまり、心底すごいのは「こども」。
いやもちろん iPhone もすごいんだけど(実際欲しいんだけど、いやせめて触ってみたいんだけど)、それは「脳トレ」が「漢検DS」よりすごいというのと同じレベルの「すごい」だったりするのかも。まあそれでも十分すごいんだけどね。