2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ぷるむるクイズ☆2: tail-to-tail で話が違う!?

ラプラスくんも先日の記事を読んで、「 tail-to-tail は観測されてないときには非独立で、観測されたら独立になる」ことを例を作って確かめようと思いました。 「 a は普通によくあるサイコロにして、b はその目を 2 で割ったあまり、c は 3 で割ったあまり…

ぷるむるクイズ☆ head-to-tail で新定理発見!?

ベイズくんは昨日の記事を読んで、head-to-tail で「観測されてないときには非独立で、観測されたら条件付き独立になる例」を作ってみようと思いました。 「よーし head-to-tail だから、10本中3本が当たりのくじの中から引いた1本目を a、続けて引いた2本目…

PRML 8.2章「head-to-head が観測されたら独立性が失われる」のもっとわかりやすい具体例

PRML 8.2章「条件付き独立性」では、 head-to-head の場合は「観測されると遮断が解かれる(つまり一般に条件付き独立性を持たない)」という現象の例として「車の燃料装置」が紹介されている。この例はこの例で悪くはないと思うが、ちょっと実感しにくい。 ち…

「はじめての生成文法・後編」を TokyoNLP で発表してきました。

早第6回となった自然言語処理勉強会@東京(#TokyoNLP)にのこのこ行ってきた。 主催者の id:nokuno さん、会場を提供して下さった EC ナビさん(@ajiyoshi さん)、発表者参加者の各位、お疲れ様でした&ありがとうございました。 第6回 自然言語処理勉強会 #To…

ベイズの公式は地味に難しいので、確率の乗法公式を2回使おう

window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…

階層ディリクレ過程を実装してみる (2) HDP-LDA の更新式を導出・前編

階層ディリクレ過程を実装してみる (1) HDP-LDA と LDA のモデルを比較 - Mi manca qualche giovedi`? の続き。 今回も [Teh+ 2006] に基づいて、Chinese Restaurant Franchise(中華料理店フランチャイズ, CRF) の枠組みで Hierarchical Dirichlet Process(…

階層ディリクレ過程を実装してみる (1) HDP-LDA と LDA のモデルを比較

Hierechical Dirichlet Process(HDP, 階層ディリクレ過程) を実装するのに必要な式を導出しつつ、実装してみるお話。 参照するのはこちらの論文。 [Y.W.Teh, M.I.Jordan, M.J.Beal & D.M.Blei. JASA2006] Hierarchical Dirichlet Processes http://www.gatsb…

R で識別器を作ってみるのに必要な散布図の書き方・正規化の方法(iris データセットを例に)

PRML 4章とかを読んで、ちょっと試しに識別器を実装してみたい! というとき、初心者的にはデータセットをどこから持ってくるか、そのデータセットをどう使うか、実行結果をどうやってグラフなどに出力するか、といったあたりが悩み。 R はそのへんとてもよ…