NRSDK(Nreal SDK) for Unity の新バージョン 1.4.8 の新機能を試す

AR グラス Nreal Light のアプリを開発するための NRSDK(Nreal SDK) for Unity のバージョン 1.4.8 がこの9月に出た。1.3.0 の次が 1.4.8 なのがちょっと謎。 Release Note のうち、機能追加にあたるのは以下の通り。 Added running state tips (temperature…

AR グラス Nreal Light ファーストインプレッション

AR グラス Nreal Light の開発キットを1月に注文。 3月に届くはずが、コロナ禍のせい(だけかどうかわからないが)で遅れに遅れて8月にようやく到着。AR と言えば Microsoft の HoloLens が代表的な製品で*1、他に Magic Leap One などもあるけど、「電脳コ…

立体視できる図を R で描く

R

拙著「わけがわかる機械学習」では、2次の標準正規分布のグラフを平行法で立体視できる図で掲載しています。 平行法を知らない人、知ってても苦手な人には申し訳ないですが、ちょっとした遊び心ということで許してください。人間は右目からと左目からの視差…

深層学習やプログラミングについては書かれていない「わけがわかる機械学習」

引き続き、機械学習の話が 2/3 もある入門本「わけがわかる機械学習」の宣伝エントリです。わけがわかる機械学習 ── 現実の問題を解くために、しくみを理解する作者: 中谷秀洋出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2019/08/28メディア: 単行本(ソフトカバー…

機械学習の本なのに、なぜか確率の話が 1/3 を占める「わけがわかる機械学習」

「わけがわかる機械学習」という本を書きました。 一言でいうと、「機械学習はなぜそんなことをしたいか・してもいいか」を解説する入門本です。わけがわかる機械学習 ── 現実の問題を解くために、しくみを理解する作者: 中谷秀洋出版社/メーカー: 技術評論…

ワイドアパーチャ写真から 3D モデルを生成

VR

VR180 という規格がある。端的に言うと、「180度の視野がある 3D (両眼立体視)」と解釈できるためのメタデータ作法。 QooCam と Insta360 EVO という VR180 カメラを手に入れて、身近な出来事いろいろを VR180 写真や動画で撮りまくっている。QooCam と Inst…

A-Frame で glb を表示すると暗くなる件

Oculus Go が出てから WebVR ( A-Frame ) でいろいろこっそり作ってみている。ノウハウもそこそこ溜まってきて、アウトプットしようかなと思いつつもサボりっぱなし(苦笑 いろんな角度から撮った写真から 3D モデルを生成する photogrammetry ツールの 3DF …

#銀座VR に WebVR で行けるようにしてみた

VR

5月に発売されたスタンドアローン(ひも無し) VR ヘッドセットの Oculus Go が想像通りの良いものだったので、会社で100人くらいにかぶせて回ったり、Unity や WebVR でなんかちょこちょこ作ってみたりということを最近している。7/7 に銀座VR という、VR で…

「Chainer による実践深層学習」の気づいたこといくつか

Chainer v2による実践深層学習作者: 新納浩幸出版社/メーカー: オーム社発売日: 2017/09/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るChainer について書かれた数少ない本。 この9月に v2 対応版が出た。が、v3 リリース秒読みの時期に……というツラ…

無限関係モデル(Infinite Relational Model)の紹介資料+実装

サイボウズ・ラボでは社内向けの機械学習勉強会を 2012年から週1ペースで継続している(前身の PRML 読書会も合わせれば 2011年から)。割り振られた担当者が、書籍や論文など読んだり、実装してみた話などを紹介している。 例えば今年の4月以降の勉強会のネタ…

End-to-End Memory Networks の勉強会資料+補足

前記事で End-to-End Memory Networks の実装を公開してたが、さらに社内勉強会の資料も公開する。 モデルもわかるように一応説明したつもり。 Memory Networks (End-to-End Memory Networks の Chainer 実装) from Shuyo Nakatani 以下、前記事で書き忘れた…

End-to-End Memory Networks を実装してみた

久しぶりの更新。 学生さんが好きなものを開発するのを支援するサイボウズ・ラボユースという制度が始まってもう7年目。 先日、4年ぶりにラボユース合宿が開催された。 サイボウズ・ラボユース合宿2017開催 - Cybozu Inside Out | サイボウズエンジニアのブ…

コサイン類似度が高いベクトルはどれくらい似ているか(岩波データサイエンス刊行イベントより)

岩波データサイエンス vol.2 の発刊を記念して、刊行トークイベント「統計的自然言語処理 - ことばを扱う機械」が 3月3日 に開催されました。 岩波データサイエンス Vol.2 : 岩波データサイエンス刊行委員会 : 本 : Amazon.co.jp トークイベント「統計的自然…

「続・わかりやすいパターン認識」13章「共クラスタリング」の無限関係モデル(IRM)の数式について #ぞくパタ

続わかりやすいパターン認識、 6章から読み始めたんだけど(ぉぃ)、いきなり式 (6.9) が間違ってた。簡単なミスなので既知だと思うんだけど、正誤表ってどこかにないのかなあ。#ぞくパタ— Nakatani Shuyo (@shuyo) March 10, 2015ということを1年近く前につ…

EMNLP 2015 読み会 #emnlpyomi

10/24 に開催された EMNLP 2015 読み会にのこのこ行ってきた。 主宰の @unnonouno さん、参加者&発表者の皆さん、会場提供してくださったリクルートテクノロジーズさん、おつかれさまでした&ありがとうございました。 EMNLP2015読み会 Proceedings を見た…

「調査観察データの統計科学」読書会資料を公開しました(数式周りをフォロー)

因果推論、特に傾向スコアについて日本語で学ぼうとしたら、第一に名前が挙がるのは「調査観察データの統計科学」だろう。調査観察データの統計科学―因果推論・選択バイアス・データ融合 (シリーズ確率と情報の科学)作者: 星野崇宏出版社/メーカー: 岩波書店…

「続・わかりやすいパターン認識」11章「ノンパラメトリックベイズ」の「クラスタリングの事前確率」について

昨日の「続・わかりやすいパターン認識」読書会にて、「ホップの壺や中華料理店過程のシミュレーションをみると、これを使うと均等にクラスタリングされるのではなく、クラスタサイズが大きいものから順に小さくなっていくようなクラスタリングがされるよう…

中華料理店過程のテーブル数の分布が見てみたい・実験編 #ぞくパタ

今日のぞくパタ読書会の予習に「続・わかりやすいパターン認識」(以降「ぞくパタ」)の 11章をつらつら読む。 p227 に「CRP における使用テーブル数の変化」というグラフがあり、αが 2 と 10 のそれぞれにおいて、来客数が 1000 になるまでシミュレーションし…

ディリクレ過程(中華料理店過程)のトピック数(テーブル数)の期待値を導出してみる #ぞくパタ

「続・わかりやすいパターン認識」(以降「ぞくパタ」)の11章「ノンパラメトリックベイズモデル」を読んでいる。 ぞくパタはこの11章・12章のための本、と言ったらさすがに言いすぎなのかもしれないけど、そのつもりで読んでる人はけっこう多そう。 ノンパラ…

Python Lasagne でニューラルネットするチュートリアル その 2

昨日の記事の続き。 Python Lasagne でニューラルネットするチュートリアル その 1 - Mi manca qualche giovedi`? まずは、Lasagne のハマリポイントを紹介しながらコードの説明。 そのあと、ディープラーニング? ディープニューラルネットワーク? どちら…

Python Lasagne でニューラルネットするチュートリアル その 1

@nishio さんに教えてもらったのだが、Lasagne というニューラルネットワークの Python ライブラリが Kaggle でけっこうよく使われているらしい。 イタリア語読みすると「ラザーニェ」、Lasagna(ラザニア) の複数形なので、まあ日本人が呼ぶ分には「ラザニア…

「続・わかりやすいパターン認識」の8章「隠れマルコフモデル」の問題点 2つ #ぞくパタ

【追記】 本記事の内容は公式の正誤表ですでに修正済みです。第1版第4刷以降が出ることがあれば、そちらに反映されていることが期待されます。 続・わかりやすい パターン認識 -教師なし学習入門- | Ohmsha 【/追記】 昨日は ぞくパタ読書会 にのこのこ行…

プチコン3号 ショートサンプル&ドリル / 十字キー編

プチコン3号の短いサンプルプログラムと、かんたんな演習問題。ドリルを解くと、だんだんプチコンプログラミングを覚える、みたいな。 「新しい命令」は プチコンで 3DS のゲームを作ろう #petitcom - Mi manca qualche giovedi`? に出てきてないもの。 ■サ…

プチコンの標準 BG とスプライトの一覧を作ってみた #petitcom

3DS でゲームが作れる プチコン3号。結構本格的なゲームも作れるくらい性能も自由度も十分ありつつ、ちょっとしたゲームをひょいと作れる手軽さもあって、久しぶりに1画面プログラムなゲームとかちまちま作って楽しんでたりする。 でも、いわゆるベーマガ世…

プチコンで 3DS のゲームを作ろう #petitcom

「 3DS になんか見たことないゲームあるけど、おっちゃんこれなに?」「これはゲームやない。プチコン3号や。プログラミングってわかるか?」 「学校で『スクラッチ』ってのちょっとだけやったことあるよ。自分で 3DS のゲームが作れるってこと?」 「 Scrat…

「調査観察データの統計科学」3.1章 傾向スコアの数式メモ(後半)

「調査観察データの統計科学」3.1章 傾向スコアの数式メモ(前半) - Mi manca qualche giovedi`? 前回に続いて、「調査観察データの統計科学」の 3.1章の後半を読む。 バランシングスコア b(x) を定義し、b(x) がバランシングスコアであることと、ある関数 …

「調査観察データの統計科学」3.1章 傾向スコアの数式メモ(前半)

【追記】 社内勉強会資料を整えて公開しました。 「調査観察データの統計科学」読書会資料を公開しました(数式周りをフォロー) - 木曜不足 【/追記】 みどりぼん(「データ解析のための統計モデリング入門」)を読み終わったから、というわけではないが、同…

とりあえず plot だけでもしてみるのススメ #みどりぼん

10/21 に開催された「データ解析のための統計モデリング入門」(以下みどりぼん)読書会の最終回にのこのこ参加。主催の yamakatsu さん、参加者&発表者のみなさん、会場を提供してくださったドワンゴさん、ありがとうございました。 懇親会はちょっと断念…

「データ解析のための統計モデリング入門」6.6章 割算値はなぜダメなのか? #みどりぼん

昨日 7/29 の「第6回「データ解析のための統計モデリング入門」読書会」は参加しなかったのだが、ニコ生で中継してくださっていたので後半を聞くことができた。 6.6章「割算値の統計モデリングはやめよう」では、タイトルの通り観測データ同士を割り算するな…

ブートストラップの適切なサンプル数 -「データ解析のための統計モデリング入門」第5章 #みどりぼん

7/8 に開催された「データ解析のための統計モデリング入門」、通称「みどりぼん」の第 5 回読書会にのこのこ参加。主宰のやまかつさん、発表者&参加者の皆さん、会場を提供してくださったドワンゴさん、ありがとうございました。 第5回「データ解析のための…