feedpath

フィードリーダーにはもっぱらFirefoxプラグインのSageを使っているのだが、feedpathを試してみた。
部分的には置き換え可能だろうが、まだ「いわゆるフィードリーダー」とは異なる体験を提供できるところまでは達していないという印象。
とはいえ目指す方向バージョンアップを期待してしばらく使ってみよう。


と、結論めいたことを冒頭に書いたのは、feedpathのblog投稿機能がrssの概要部を自動的に引用してくれるのだが、今のblogの実装ではそこには冒頭(または全文)が入っているわけで。
そうすると一番肝心なことは先頭に書いておいた方がよいのかな、と思ったので試しに書いてみた。
が、実際に自分の引用記事の書き方から顧みても、結論ではなくプロセスに着目することの方が多い気がするので、あまり意味がないか……


本題に戻って。
feedpath は現状「フィードリーダ+blogエディタ」。
blogエディタ部については、正直メインで使おうと思っていないので(feedpath特有の機能的な問題ではなく、上記のような構造的な観点で)、不満と呼べるようなものはない。
フィードリーダとしては、ブラウザ付随型がもつ「ブラウザの閲覧履歴と連動できる」というアドバンテージをひっくり返すことができる「何か」があるかというのがポイントになってしまうのだが、残念ながらそこまでのものはまだない。
実際、フィードされた各記事について「一覧に表示した」ら既読フラグが変わってしまうので、1日の更新数が多いblogなどのフィードを受けるのは厳しい。
数日に1回の更新がある blog を5つ程度ずつカテゴライズしてチェックする、というのなら快適に使うことができると感じた。
今後、他のシステムとの連動を強めていくらしいので、その中に「何か」があればいいなあと期待してしばらく使ってみようと思う。
希望を言うなら、チェックした記事を del.icio.us などのソーシャルブックマークにお勧めタグ付きで登録する機能がついてくれると、個人的にはかなりポイント高め。


などという記事をしたためていたら、こんな発表が。

さて、僕はfeedpathというサービスを通じて、Webの進化に何らかの貢献をしたいと願ってきた。
そこで、今週末に、Blogをさらに簡単にして、使いやすいサービスに変える、ちょっとした魔法を提供したいと考えている。
マッシュアップという言葉は、Web2.0のトレンドになっていると思うが、マッシュアップをするにも、相当のWebの知識を必要としてる。われわれは、すべてのBloggerがカンタンにマッシュアップして、Blogをもっともっとリッチにする新しいツールを提供したいと思っている。

http://blogs.itmedia.co.jp/speedfeed/2006/07/14blog_972f.html

ティーザーっぽい煽り文句だが、はてさて期待しちゃっていいんですよね?