Mitaka.rb & pgcafe Nite! で「JavascriptでRubyの作り方」

普段 rb の付く集まりに行くことのない似非 Rubist なんだけど、「三鷹」がつくなら地元民として一度は行っとくかな、な感じで Mitaka.rb & pgcafe Nite! に のこのこ行ってきた。
関係者&参加者の皆さん、おつかれさまでした&ありがとうございました。


会場は三鷹駅そばのリトルスターレストランという御飯屋さんなんだけど、プロジェクターあるから LT できるよ、はいはいしゃべりますしゃべります、とネタ何にするか考える前に手を挙げたのが当日のお昼。


改めてネタを考え始めて、ううむむ
Mitaka.rb & pgcafe は明らかに Rails 人口高めな雰囲気。
iVoca のバックエンドは Ruby だけど俺俺フレームワークだし……
どうせ Rails の話なんかできないんだから、いっそ……


というわけで古いネタで恐縮なんだけど、JSRuby をネタに「JavascriptRubyの作り方」という話をしてみた。
ほんのちょっぴり趣味寄りなので、ドン引きとかされたらさすがにどうしようと少しだけ心配してたが、大丈夫だった。よかったよかった。



「文芸部でも Ruby が書けました! 初心者でも大丈夫!」という視点&計算機科学の専門家ではないということで、間違っていたり言い過ぎな部分もあるかも。


実はタイトルに偽りありで、「Javascriptで〜」と言いつつ、Javascript の話は見事なまでに一切無い。
Javascript で言語実装する場合に必要になりそうな オブジェクト判別の話とか、sleep の実装、"eval" のハマリどころ( eval 機能ではなく "eval" という文字列でハマることがある、というネタ)など、ちゃんと Javascript にフィーチャーした話題もあった。
他にも Ruby のオブジェクトとして扱うためにこんな風にラップしてるんですよー的な内部実装の説明もおもしろかったかもしれない。


でも、プレゼン資料の大半は会場に向かう電車の中でようやく書き上げられたというくらい余裕無かったので……(苦笑)。
それに、もしそこらへん書き込んでたとしても、LT の番が回ってきたときには、すでに会場の利用時間を過ぎていた(!)ので、説明する時間は無かったけどね(とか言いつつ、10分もしゃべってしまったのはナイショ)。


ちなみに上記資料は、当日のものから前振りを削ったり、現場でも突っ込まれてた「仕様」のところをちょい修正したりしてある。
変更前がいい、なんて奇特な人はいないだろうけど、どうしてもという場合は当日のみなさんの LT を ust で録画してくれたものがあるので、そちらでもどぞ。
そういえば顔出し&録画OK? 的な確認はなかったけど、大丈夫なのかな? 自分は大丈夫だからいいんだけど。


他の方の LT を聞いてて、もうちょっと一般向けのネタで「 Pathtraq で動いている Web ページのカテゴライズ周りの話」とかでもおもしろかったかな〜? と思った。
メッセージキューだけでも「 dRuby で俺俺キュー」→「 stomp の Perl 実装を ruby-stomp で叩く」→ Q4M と3回も変遷してるし。
ん? dRuby という時点でマニアック? そうですかそうですね……


そんなこんなで、 Mitaka.rb & pgcafe Nite! は あっという間に終わってしまった。
楽しかったが、もう少しいっぱい いろんな人とお話ししたかったな。まあしかたないんだけど。
X68000 ユーザがいて、しかも ぺけ-BASIC を使ってくれてた人がいたというのは、この業界来て初めてかも。作者冥利。
あ、そうだ、Sass さわってみなくちゃ。


意外と(?)地元率は低いので、三鷹と縁もゆかりもなくても大丈夫そう。三鷹って案外広いみたいだし。
普段行かないコミュニティーに行くと、全く新しい人と新しい話が出来るのが嬉しいよね。というわけで、興味のある方はぜひ。


Mitaka.rb も楽しかったが、Mitaka.R とか Mitaka.cpp とか Mitaka.xls とかも楽しそうだ。
誰かやらないかな。