Mash Up Award 2nd にて "PlaceEngine賞" を授賞しました

お散歩ろぐ
http://www.giovedi.net/sampolog/
Mash Up Award 2nd
http://jp.sun.com/mashupaward/

(3/22追記:審査結果一覧が発表されました)

Mash up Award 2nd 審査結果発表!!
http://bic.recruit.co.jp/mashupaward/results.html


以前の記事 ( id:n_shuyo:20070309:sampolog ) でも紹介した「お散歩ろぐ」ですが、Mash Up Award 2nd の "PlaceEngine賞" をいただいてしまいました。本日授賞式があったので、のこのこと逝ってきました……


このblogのエントリーをご覧下さっていれば、もともと授賞とか基本眼中になかったことはわかるかと。
というわけで、中身だけでなく見栄えも良い、しっかり作り込んである作品達に囲まれて恐縮しきり。まあ「お散歩ろぐ」も中身はちゃんと作ってあるので、それで勘弁してもらうほかないかしらん。
ともあれ、評価いただくのは大変嬉しく光栄です。どうもありがとうございます。


面白かったのは、公務員の方とかSIerさんとか、あるいはwebではない業界の方とか、様々な人がいらっしゃったこと。むしろ自分みたいな純粋web系業界な人は割合的には結構少なかったのでは? 色々な人とお話しさせていただきたかったのだが、受賞者含む関係者は多く時間は少なく、とてもとても限られた人としか話せなかった。残念。
また、授賞式で事務局の方が「今回は総じて作品の完成度がとても高く、そのままサービスインできるのではと思わせるものもいくつかあった」とおっしゃっていたが、つまり、そう言っていいほどの作品がこの短期間で開発されているということだ。
確かに、例えばこの「お散歩ろぐ」にしても、ゼロベースから作り上げるのは期間を10倍もらっても120%不可能。おそらく他の全ての作品についてもそうだろう。
会場で日経BPの方とも話したことなのだが、もろもろこれらはマッシュアップという手法の敷居の低さを物語っていると思う。こうした流れをエンタープライズに敷衍していくのを直近の課題として捉えてはったようだ。それにはサービスレベル確保などといった問題を技術的な面、あるいはビジネスモデルの面から打破せんといかんのでは云々といった会話をさせていただいたのだが、話が脇道にそれていってしまうのでここでは置いておく。


一方で残念だったのは、受賞者の中に学生さんが一人しかいなかったこと。
上述のような敷居の低さを考えれば、既存のリソースを持たない学生(でも時間ならタップリ♪)こそマッシュアップの恩恵をもっとも享受しうるプレイヤーだと思うのだが……。
またまた手前みそだが、「お散歩ろぐ」なんかはオール Javascript で組まれており、ftp できる web サーバさえあれば開発・配布が出来てしまう。リソース的なコストは全然かかっていない。
学生への露出が足りないのか、はたまた別の問題があるのかわからないが、次回があれば是非学生さんの参加を期待したいなあ。